商業施設のハロウィン集客イベント企画|仮面と歌声で人を集めるフラッシュモブオペラ
2026/07/19
HALLOWEEN EVENT PLANNING
商業施設のハロウィン集客イベント企画
仮面と歌声で、買い物途中のお客様が足を止める。
広場全体を舞台に変えるフラッシュモブオペラ。
大阪・なんばパークスのハロウィン企画として、オペラ歌手、声楽家、器楽奏者15名による物語型アトラクションを制作しました。
グランドピアノを会場へ持ち込み、1日3公演・2日間、合計6公演を実施。その後、WEBページをご覧になったイベント会社様からお問い合わせをいただき、平和堂アル・プラザ城陽のハロウィンイベントにも採用されました。
SUMMARY
この企画の大切なポイント
歌手・声楽家・器楽奏者で構成
演奏・オペラ・演劇を組み合わせます
異なる来館時間のお客様へ届けます
なんばパークスでの実施事例
なんばパークス・アル・プラザ城陽
15名編成・税込。小編成へ変更可能
HALLOWEEN ATTRACTION
商業施設のハロウィンイベントに、何を実施しますか?
ハロウィンイベントでは、仮装パレード、お菓子の配布、スタンプラリー、ワークショップ、フォトスポットなど、さまざまな企画が実施されています。
いずれもハロウィンらしく、親子で参加しやすい企画です。
一方で、毎年ハロウィンイベントを担当している商業施設のご担当者様や、クライアントへ新しい企画を提案するイベント会社様からは、次のようなお悩みを伺うことがあります。
「毎年、似たようなイベントになっている」
「子ども向けだけでなく、大人も楽しめる企画がほしい」
「通行中のお客様が、思わず足を止める仕掛けがほしい」
「イベント全体の目玉になるアトラクションを探している」
そのようなご相談に対するひとつの答えとして、安田音楽制作事務所が企画したのが、仮面をつけた怪人とオペラ歌手、声楽家、クラシック演奏家によるフラッシュモブ型オペラです。
大阪・なんばパークスでは、15名の演奏家とグランドピアノによる約20分間のオリジナル公演を、1日3回、2日間にわたって実施しました。
客席に座って公演開始を待っている人だけを対象にするのではありません。
買い物や食事の途中で通りかかった方が歌声に気づき、足を止め、次第に会場の周囲へ人の輪ができていく。商業施設の来館者の動きを生かした、物語型の集客イベントです。
写真、動画、出演編成、当日の進行、制作費をご覧いただけます。
詳細ページを見るPROJECT STORY
始まりは「ミニオペラのような、何か面白いことはできませんか?」
この企画は、イベント会社様からいただいた、まだ具体的な内容が決まっていない段階のご相談から始まりました。
大阪・なんば駅にある商業施設、なんばパークスでハロウィンイベントを開催するにあたり、 「ミニオペラのような、何か面白いことはできませんか?」 というお問い合わせをいただいたのです。
この時点では、出演人数も、演奏曲も、物語も決まっていませんでした。
決まっていたのは、なんばパークスのハロウィン企画であることと、一般的なコンサートとは少し違う、印象に残る催しを実施したいということでした。
安田音楽制作事務所では、既存の演奏プランをそのまま持ち込むのではなく、会場の特徴を見ながら企画を考えることにしました。
会場となるキャニオンコートは、通常のコンサートホールやホテル宴会場とは異なります。
天井が高く、上下階からも公演を見ることができる、大きな半野外スペースです。あらかじめ公演を目的に集まった観客だけでなく、買い物や食事の途中で通りかかるお客様もいます。
そのような空間で、ステージ上だけを使った通常のクラシックコンサートを行っても、会場の特徴を十分に生かし切れないかもしれません。
離れた場所を歩いているお客様にも「何かが始まった」と気づいていただき、次第に視線を集め、空間全体を物語の中へ引き込んでいく必要がありました。
そこで考えたのが、観客の中や会場のさまざまな場所から歌手が登場する、フラッシュモブ型のオペラでした。
MOVIE
広場全体が舞台へ変わるフラッシュモブオペラ
演奏家によるコンサートから始まり、仮面をつけた怪人と声楽家たちが会場を巻き込んでいきます。
PHANTOM AND HALLOWEEN
なぜ「オペラ座の怪人」とハロウィンは相性がよいのか
ハロウィンと聞いて、多くの方が思い浮かべるのは、仮装、お化け、魔法、夜、仮面、そして少し不思議な物語ではないでしょうか。
その世界観と非常に相性がよい作品が、「オペラ座の怪人」です。
- 顔を仮面で隠した謎の怪人
- 怪人が思いを寄せる歌姫
- どこから聞こえてくるのか分からない歌声
- 華やかな音楽の中にある、少し不気味な物語
- 観客の中から出演者が現れる意外性
これらの要素を、商業施設のハロウィンイベントに合わせたオリジナルストーリーとして再構成しました。
公演は、ピアノ、ヴァイオリン、フルートによるクラシック音楽から始まります。
中世から現代へタイムスリップしてきたような衣装をまとった演奏家たちが、華やかなコンサートを行っているように見えます。
ところが、どこからともなく仮面をつけた怪人が現れます。
怪人はステージで歌うソプラノ歌手を、自分が愛する歌姫クリスティーヌだと思い込み、歌の力を使ってその心を自分のものにしようとします。
やがて怪人の力は、ステージ上の歌手だけではなく、会場にいる観客へも向けられていきます。
観客だと思っていた人物が突然立ち上がり、歌い始めます。別の方向からも、さらに別の方向からも歌声が聞こえてきます。
通路、客席、階段、広場の周辺。それまで一般の買い物客に見えていた人たちが、実は公演へ参加する声楽家だったことが分かります。
ステージ上だけで進んでいたはずのコンサートが、いつの間にか会場全体を使ったオペラへ変わっていくのです。
PLANNING POINTS
ハロウィンの集客イベントとして大切にした5つのこと
歌声でイベントの開始を伝える
オペラ歌手の肉声には、通常の会話や館内BGMとは異なる存在感があります。歌声が聞こえ始めることで、離れた場所を歩く方にも「何かが始まった」と伝わります。
複数の場所から出演者を登場させる
観客の中や会場周辺から歌手が登場することで、視線がステージだけに集中せず、商業施設の空間全体に動きが生まれます。
遠くから見てもハロウィンと分かる
仮面、マント、ドレス、中世風の衣装を用いることで、離れた場所や上下階から見ても通常のコンサートとは異なる雰囲気が伝わります。
子ども向けだけにしない
本格的なクラシック演奏とオペラ歌手の歌声を取り入れ、ファミリーだけでなく、カップルや大人の買い物客も楽しめる内容を目指しました。
約20分で物語を完結させる
通行中のお客様が足を止めやすく、最後まで見やすい長さを考え、演奏、物語、サプライズ、フィナーレを約20分にまとめました。
OUTDOOR CONDITIONS
半野外の会場だからこそ、企画段階で頭を悩ませました
なんばパークスのキャニオンコートは、大変魅力的な空間です。しかし、通常の屋内ホールと比べると、考えなければならない条件も多くあります。
天候と楽器の保護
半野外のため、雨だけでなく、風、気温、湿度なども楽器や出演者へ影響します。
今回はグランドピアノを会場へ持ち込んでいるため、搬入経路、設置位置、床の状態、天候が変化した場合の保護方法まで考える必要がありました。
広い空間に合わせた音響
広い空間へ音を届けようとして音量を上げすぎれば、近くのお客様には大きすぎる音となり、周辺店舗にも影響します。
一方で、音量が小さすぎれば、少し離れただけでイベントが始まったことに気づいていただけません。
単に音を大きくするのではなく、会場の形状、観覧位置、周辺店舗との距離を確認し、必要な範囲へ音楽を届ける設計が必要です。
一般のお客様と出演者の導線
観客の中から歌手が登場するといっても、通路や店舗への出入りを妨げることはできません。
一般のお客様の安全を確保しながら、出演者が決められたタイミングで登場し、次の位置へ移動できる動線を組み立てます。
1日3公演を届ける運営体制
今回は15名の出演者が、1日に3回、同じ品質の公演を届ける必要がありました。
リハーサル、公演間の休憩、着替え、食事、楽器管理、再集合時間まで含めて、一日の進行を組み立てました。
正直に申し上げると、企画段階ではかなり頭を悩ませました。しかし当日は気持ちのよい秋晴れとなり、なんばパークスの開放的な空間を存分に生かしたアトラクションをお届けできました。
CAST AND PROGRAM
15名の演奏家とグランドピアノによる本格的な編成
出演者編成
- 男声オペラ歌手
- 1名
- ソプラノ歌手
- 1名
- ピアニスト
- 1名
- ヴァイオリニスト
- 1名
- フルーティスト
- 1名
- 声楽アンサンブル
- 10名
合計15名
約20分間の公演内容
- 器楽による生演奏
- 約8分
- ソプラノ独唱
- 約5分
- 「オペラ座の怪人」二重唱
- 約4分
- オペラ《椿姫》乾杯の歌
- 約4分
1公演 約20分
ONE DAY SCHEDULE
1日に3回公演を行う意味
商業施設では、お客様の来館時間がそれぞれ異なります。複数回公演にすることで、異なる時間帯のお客様へイベントを届けられます。
会場仕込み開始
グランドピアノ、音響、ステージ、出演者導線を準備します。
リハーサル開始
15名の出演者で音響、立ち位置、移動、登場タイミングを確認します。
第1回公演
午後の来館者へ約20分間の公演を届けます。
第2回公演
来館者が入れ替わる時間帯に合わせて再演します。
第3回公演
日が傾き始める時間帯の雰囲気を生かした最終公演です。
片付け開始
公演終了後、楽器と音響機材を順次撤収します。
撤収完了
会場を原状復帰し、最終確認を行います。
1公演は約20分ですが、実際には朝の搬入から夜の撤収まで、一日を通した運営が必要です。
AUDIENCE VOICES
来場者の印象に残ったのは、突然の登場と生の歌声
フラッシュモブ的な演出があって面白かった。それにしても声量がすごい。
30代・男性
観客の中から仮面をつけた人たちが出てきて驚いた。生の歌声を身近に感じました。
20代・男性
ものすごい声量と歌声にびっくりしました。音域の広さにも驚きました。
30代・女性
なお、商業施設全体の売上や来館者数が何%増えたという数値は計測していません。根拠のない集客効果や売上増加をお約束するものではありません。
ただし、公演が始まると通行中のお客様が足を止め、会場の周囲に自然に人の輪が生まれたことは、現場で確認しています。
ANOTHER ADOPTION
旧ページからのお問い合わせで、平和堂アル・プラザ城陽でも採用
なんばパークスでの実施後、フラッシュモブオペラを紹介するWEBページを公開していました。
昨年、その旧ページをご覧になったイベント会社様からお問い合わせをいただき、平和堂アル・プラザ城陽で開催されたハロウィンイベントの一企画として採用いただきました。
これは、なんばパークスだけで成立した一度限りの企画ではなく、別の商業施設でも検討していただける内容であることを示す実績です。
もちろん、なんばパークスと同じ15名編成や、同じ会場条件でなければ実施できないわけではありません。
会場の広さ、ご予算、イベント全体の構成に合わせて、出演人数、公演時間、登場方法、物語、使用楽曲を変更できます。
CASE 01
なんばパークス
- 演奏家15名編成
- グランドピアノを搬入
- 1日3公演・2日間
- 合計6公演
- 半野外の大型スペース
CASE 02
平和堂アル・プラザ城陽
- 旧ページを見たイベント会社様からのご相談
- ハロウィンイベントの一企画として採用
- 会場とイベント全体に合わせて内容を調整
CUSTOM PLANNING
同じ演目をそのまま再演するだけではありません
大切なのは、なんばパークスで行った内容をそのまま再現することではありません。
その施設に来館するお客様、会場の特徴、イベント会社様や主催者様が実現したい目的に合わせて、企画内容を組み直すことです。
大型商業施設の吹き抜け空間で、大人数による本格的な公演を実施することもできます。
一方で、地域型の商業施設や小規模なイベントスペースに合わせて、出演人数を絞った構成にすることも可能です。
小編成から15名以上の大型編成まで調整
10分程度の短い演出から20~30分の公演まで
ステージ、客席、通路、階段、館内回遊など
会場やイベントテーマに合わせた台本を制作
クラシック、オペラ、ミュージカル曲などから選定
ピアノ、弦楽器、管楽器など会場条件に合わせて構成
ALL-SEASON EVENTS
ハロウィン以外の季節でも実施できます
仮面や怪人の世界観から特にハロウィンと相性がよい企画ですが、季節限定の商品ではありません。
クリスマス
イルミネーションや装飾と連動した物語型コンサート。
周年記念
施設の歴史や地域との関係を取り入れたオリジナル公演。
リニューアルオープン
複数の場所から演奏家が登場する華やかな開幕演出。
イルミネーション点灯式
点灯の瞬間に歌声と器楽演奏を合わせるセレモニー。
企業・ホテルイベント
観客の中から歌手が登場するサプライズアトラクション。
館内回遊イベント
館内の複数地点を使い、お客様の回遊を促す音楽演出。
PREPARATION
ハロウィンイベントは、いつ頃から相談すればよいですか?
15名規模のオリジナルイベントでは、できれば開催の4~6か月前までにご相談ください。
出演者の日程確認だけでなく、会場確認、台本制作、楽曲構成、衣装、音響、楽器搬入、リハーサルなどの準備が必要になるためです。
10月下旬に実施する場合は、4月から6月頃にご相談いただけると、出演者や編成の選択肢を確保しやすくなります。
ただし、小規模編成や既存構成を活用できる場合は、より短い準備期間でも対応できることがあります。
イベント会社様がクライアントへ提案する前の段階でも、概算費用や編成案をご相談いただけます。
初回相談時に分かるとよい内容
開催予定日
会場名と開催地域
屋内・屋外・半野外の別
会場の広さと観覧人数
希望する公演回数
音響設備とピアノの有無
搬入口とエレベーター
控室と着替え場所
おおよそのご予算
イベント全体のテーマ
すべてが決まっている必要はありません。「今年のハロウィンに、何か面白いことをしたい」という段階からご相談いただけます。
REFERENCE PRICE
制作費の目安
935,000 円(税込)~
なんばパークスで実施した15名編成を基準とした参考価格です。
出演者15名、オリジナル台本、音楽構成、演出制作を含む大型企画の目安です。
実際の料金は、出演人数、公演回数、開催地域、会場条件、使用楽器、音響設備、衣装、リハーサル回数などにより変わります。
- 演奏家の移動交通費・宿泊費
- グランドピアノのレンタル・運搬費
- 音響設備やオペレーター費
- 特別な衣装・かつら・メイク費
- 舞台美術や装飾制作費
- 著作権が発生する楽曲の使用料
まずご予算をお聞きし、その範囲でどのような出演人数・公演時間・演出が実現できるかをご提案します。
OUR ROLE
商業施設のイベントを、演奏家の手配だけで終わらせません
商業施設のイベントでは、音楽の質と同じくらい、会場への適合が重要です。
どこから出演者が登場するのか。どの方向へ歌声を届けるのか。一般のお客様の通行を妨げないか。周辺店舗へ音が大きく届きすぎないか。
公演前後の時間に、楽器や出演者をどこで待機させるのか。雨天時にはどう対応するのか。一日に複数回実施する場合、出演者の休憩をどのように取るのか。
これらを考えなければ、よい演奏であっても、商業施設に適したイベントにはなりません。
安田音楽制作事務所では、演奏家の手配だけでなく、会場の目的、来館者の動き、音量、導線、進行、季節感まで考え、その場に合った音楽イベントをご提案します。
CONTACT
「何か面白いことできない?」からご相談ください
なんばパークスでのフラッシュモブオペラも、最初から完成した商品があったわけではありません。
イベント会社様からいただいた一言から、会場を確認し、出演者を編成し、物語と音楽を組み立て、15名の演奏家によるハロウィンアトラクションが完成しました。
企画名、出演人数、ご予算が決まっていなくても問題ありません。まずは会場と、実現したいイメージをお聞かせください。
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