茨城県つくば市での中学校芸術鑑賞会&合唱クリニック|吾妻中学校・秀峰筑波義務教育学校 実施レポート

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茨城県つくば市での中学校芸術鑑賞会&合唱クリニック|吾妻中学校・秀峰筑波義務教育学校 実施レポート

茨城県つくば市での中学校芸術鑑賞会&合唱クリニック|吾妻中学校・秀峰筑波義務教育学校 実施レポート

2025/11/29

「今年の芸術鑑賞会、せっかくなら合唱の指導までお願いできないだろうか」
「プロの歌い手に、うちの生徒の合唱を一度見てもらいたい」

そんな先生方の声から広がってきたのが、安田音楽制作事務所の
「中学校向け・芸術鑑賞会+合唱クリニック」プログラムです。

ここでは、茨城県つくば市の
つくば市立吾妻中学校 と 秀峰筑波義務教育学校(7〜9年生) での取り組みを、実際の流れに沿ってご紹介します。

つくば市内2校での取り組み概要

今年もつくば市内の2校にお招きいただきました。

どちらの学校も、

  • バリトン歌手 安田旺司
  • ソプラノ歌手 片岡未希子
  • ピアニスト  松田みゆき

という3名の演奏家が学校に伺い、

  • プロ演奏家によるコンサート(芸術鑑賞会)
  • 各学年・各クラスへの合唱レッスン(合唱指導)

を組み合わせた形で、1校あたり5日間 のプログラムを実施しました。

文化庁事業と学校予算の両輪で続く取り組み

吾妻中学校

・1年目:文化庁「芸術家派遣事業」の助成を受けて初実施

・実施後、生徒や保護者からの反応が非常に良く、
「クラスづくりにも大きなプラスになった」と高く評価され、
2年目・3年目は学校独自の取り組みとして継続。

秀峰筑波義務教育学校

・1年目:学校予算による実施

・2年目:文化庁事業に申請し採択、同事業として実施

「まずは学校予算で一度試し、
 良い手応えがあれば翌年度に文化庁事業で拡充する」

という流れは、
中学校の芸術鑑賞会を、単発ではなく継続的な教育活動にしていきたい”
と考える先生方にとって、一つの参考モデルになると思います。

吾妻中学校|紫苑祭と連動した5日間プログラム

吾妻中学校では、市内のノバホールで開催される合唱祭「紫苑祭」に向けて、

01 学校体育館での芸術鑑賞会(コンサート)

02 学年ごとの合唱レッスン

03 各クラスへの合唱クリニック

04 紫苑祭当日のホール本番&プロ演奏家によるステージ

という流れで、5日間のプログラムを組み立てました。

 

体育館とホール、響きの違いを“体験しながら学ぶ”鑑賞会

初日は体育館でのコンサート。
バリトン、ソプラノ、ピアノの3人に加え、
学校の音楽教員がサックスで飛び入り参加してくださり、
「先生もステージに上がる」特別な時間になりました。

 

その様子は学校のニュース(ブログ)で

「プロの演奏家による芸術鑑賞会と合唱レッスンが行われました」

と紹介され、

  • 生徒が一緒に歌ったり身体を動かしたりして、
  • “聞くだけ” ではない参加型の鑑賞会になったこと
    が記録されています。

最終日は、ノバホールでの紫苑祭本番。
初日に体育館で聴いた曲を、
ホールの豊かな響きの中で改めて体験することで、

  • 同じ曲でも場所によって聴こえ方が変わること
  • 自分たちの声やピアノが、空間とともに響いていく感覚

を、生徒ひとり一人が肌で感じ取ってくれたように思います。

 

「一緒に作りたい」生徒発の声から生まれたサプライズ

3年目となる今年は、実行委員の生徒たちから

  • 「自分たちもプロの皆さんと一緒に、何かを作り上げたい」

という相談がありました。

そこで、保護者の皆さまに向けて、
生徒とプロ演奏家によるサプライズ共演曲を2曲 用意。

事前のレッスンのなかで少しずつ仕上げ、
紫苑祭本番のステージで、客席に向けて一緒に歌いました。

芸術鑑賞会を、

  • 「外から来てもらって鑑賞する行事」

から

  • 「学校全体で一緒に作り上げる行事」

へと育てていこうとする、生徒と先生方の思いを強く感じた瞬間でした。

合唱レッスンのその先へ

メールで続いた“声の相談室”

吾妻中学校では、3年間の積み重ねの結果、
生徒たちの質問も年々具体的になってきました。

 

今年は授業時間では収まりきらず、
レッスン後にメールでの質問も受け付ける形になり、
ちょっとした「オンライン合唱相談室」のような時間が生まれました。

実際の質問には、こんなものがありました。

  • パートどうしのバランスを取るための練習方法
  • テンポが速くなる部分のリズム感・テンポ感のつかみ方
  • 「おなかから声を出す」とは、どんな状態なのか
  • 地声と裏声の切り替えのコツ
  • 高音・低音での声割れや震えを改善するにはどうしたらよいか

安田からの返信では、

  • 演奏中だけで判断せず「聴いている人」「指揮者」「録音」にも頼ること
  • つかみやすいテンポから始めて少しずつ近づいていくこと
  • 「お腹がピッチャー、おでこがキャッチャー。息がボール」というイメージで声を考えること
  • たくさん失敗しながら「成功の確率を少しずつ上げていく」こと

などを、なるべく中学生にもイメージしやすい言葉でお伝えしました。

芸術鑑賞会の日が終わっても、
「自分の声と向き合う時間」が、学校生活の中で静かに続いていく
——それも、このプログラムの大切な役割の一つだと感じています。

秀峰筑波義務教育学校

7〜9年生合同コンサートとクラスごとの合唱指導

秀峰筑波義務教育学校では、7・8・9年生が一堂に会した合同コンサートと、
各クラスでの合唱指導を組み合わせて実施しました。

学校だよりには、

  • 普段なかなか聴くことのできないプロの演奏を、間近で体験できたこと。
  • 生徒たちが、その歌声とピアノに引き込まれるように聴き入っていたこと。
  • コンサートのあと、そのまま各クラスの合唱練習を見てもらい、秀峰祭の合唱コンクールに向けた準備が一気に加速したこと。

といった様子が紹介されています。

「聴く時間」と「自分たちで歌う時間」をセットにすることで、
芸術鑑賞会が合唱コンクールの大きなきっかけになっている——そんな印象を受けました。

指導の軸にあるもの

「なぜ歌うのか」を一緒に考える

安田が中学生に伝えたいのは、発声テクニックだけではありません。

  • どうして人は歌うと楽しいのか
  • なぜこの歌詞を、このメロディーで歌っているのか
  • 「心をこめて歌う」とは、実はどういう状態なのか

こうした “言葉にしづらいけれど、本当は知りたい部分” に、
生徒と一緒に少しずつ近づいていくことを大切にしています。

授業では、

「一番簡単で、一番むずかしい『伝わる歌』って何だろう?」

といった問いを投げかけながら、
クラス全体で考え、試し、失敗しながら、
それぞれの「歌う理由」を探していきます。

その過程で、

  • クラスの空気がやわらかくなる
  • ふだん控えめな生徒も、少しずつ声を出しやすくなる
  • 指揮者やパートリーダーの言葉が、以前より自然に届くようになる

といった変化が、少しずつですが見えてきます。

 

吾妻中学校からは、来年度の依頼もすでに決定 しています。
同じメンバーが継続して関わることで、
「去年からの成長」を一緒に喜べるのも、この取り組みの楽しさです。

中学校の先生方へ|こんなときは、ぜひご相談ください

 

  • 芸術鑑賞会を 「聴いて終わり」ではなく、合唱指導やクラスづくりにつながる行事 にしたい
  • プロの歌手に、合唱コンクール前のクラス合唱を一度見てもらいたい
  • ホールでの合唱祭と、事前の合唱クリニックをセットで計画してみたい
  • 文化庁「芸術家派遣事業」など、補助金を活用しながら内容を充実させたい

安田音楽制作事務所では、

  • 1日完結型の芸術鑑賞会
  • 数日かけての合唱クリニック
  • 合唱祭や学校行事と連動した複数日プログラム

など、学校の規模やご予算、行事日程に合わせて、柔軟にご提案しています。

生徒たちの「歌う喜び」と「クラスの絆」を、

音楽を通して育てていく。
そんな中学校芸術鑑賞会・合唱指導のかたちにご興味がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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